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L字型金具とは

家具の上部と壁をL字の金物で固定して転倒を防ぐものです。最も家具を倒れにくくすると言われています。

L字型金具の効果

揺れに対する踏ん張りは効きますが、家具の下側が動くと、金具が壊れてしまうことがありますので、家具の下が安定していることが重要です。 また、金具の取り付け位置は、家具の上部であればどこでもよいわけではありません。家具の両端部分の、家具の桟が入っている位置に金具を取り付けることで確かな効果を得られます。 さらに、突っ張り器具を併せて使用することで、より安定させることができます。

突っ張り器具とは

家具と天井や壁との間に垂直になるようにセットし、突っ張ることで、家具を固定します。取り付けが簡単で、家具に傷が付く心配もなく便利ですが、和室や板張りの天井など強度の低いところには使えません。また、できるだけ家具は壁に近付けて取り付けないと効果が半減するので注意が必要です。

突っ張り器具の効果

突っ張りタイプの器具は、天井がコンクリートの場合など、しっかりと突っ張ることができれば効果的です。吊り天井や天井の素材がもろい場合などは、大きな揺れがあると突っ張りが外れてしまうことがあるので注意が必要です。そのような場合は、天井と器具の間に板をはさむとしっかりと固定することができます。 手前に取り付けると、大きな揺れに耐えられずに器具が外れてしまう恐れがあるので、家具の両端の奥に取り付けましょう。 家具の下の前方に家具転倒防止板をかませて、重心を後方に移すようにしておくと、より突っ張りもはずれにくく、中にしまってある食器や本なども飛び出しにくくなります。家具転倒防止板がない場合は、ダンボールや薄い板で代用しましょう。